出発点はアンブレラ



1991年秋、梱包芸術で世界的に有名なエバシェフ・クリスト氏が、我が街から里美村までの里川沿いのV字形の谷間に無数の傘を立てました。
日本はブルーの傘、アメリカカリフォルニアはイエローの傘の同時開催。ふだん見慣れています何でもない田舎の景色が、ブルーの傘の林立によって、大変な素晴らしい自然景観である、こんなのどかで美しい景色の中に私たちは生活していたんだ、と改めてその自然環境の価値に気付くことができました。
その年、梶山資夫会長時代の私たちは、このアンブレラ展にあわせて「里川清流域の牧歌的自然の魅力とふるさとの未来」をテーマに市民有識者に集まっていただき座談会を開きました。その模様を市民PR版として市内全域に配布しました。
ささやかでも自然環境の素晴らしさを市民と共に再認識するきっかけになったのでは、と自負しております。
クリスト氏はフランスが野外梱包芸術の出発点でして、セーヌにかかる橋ポンヌフを巨大な布で覆ってしまパフォーマンスを展開しました。数年前パリに行った時、私(川又)はパリ市民にその反応を聞いてみました。パリ最古の橋の存在価値、歴史遺産の大切さを再認識させられた、とクリストの評価は極めて高かったです。私たちも彼によって素朴な自然の価値に改めて気付きました。
クリストアンブレラが教えてくれた古里の自然と歴史の価値・・・。これを原点に我が街の魅力を肌で感じ、更に一層育てていくにはどうしたら良いかを考え、行動するための場として、平山泰弘・秋山三郎会長時代の「ポストアンブレラ委員会」を経て、1994年・平根喜八郎会長時代に「ふるさと活性特別委員会」が誕生しました。
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