竜馬参上!  2002:2:18更新

幾多の問題を抱えてしまった日本の現代社会。あの戦争から立ち上がり、半世紀でよくぞここまで、という気持ちの反面、我々は根本的な発想を変えて想像力豊かに新たな改革をとことんやっていかねば未来はない。しかし、日本人には何故か、絶壁に立つと際立った活路を拓く能力がある、と信じたい。国内問題解決のみならず、日のいずる国は全世界の価値のリードオフマンにさえなりたいものだ。
 私がこのホームページを開いた理由の一つには、幕末の動乱期、国の現状を憂え未来を創るため活躍した竜馬の姿を今日に追い、平成の竜馬たちに巡り合い、そして語り合いたい、と思ったからである。時は流れて4年、「あっ、この方こそ」という平成の竜馬に出遭った。女帝容認ムード高まる中、その人もまたまさしく女竜馬だった・・・。

新設・竜馬参上第1号として彼女の最新エッセーを掲載します。





森林の荒廃について      竜馬はなこ
数少ない日本の遺産・自然豊かな尾瀬(平野紀子製作・長蔵小屋2002年オリジナルカレンダーから)

通り過ぎる雲の様に時が経つのは早いものです。
昨年末に中国から帰国したと思ったのに、もう一年になろうとしています。
白山スーパー林道には初雪が降り、来年の春まで閉鎖となりました。
閉鎖前に久々にスーパー林道をドライブしましたが、山の上の方では紅葉は既に終わり、麓では楓やブナが紅葉していました。
針葉樹の中に広葉樹が茂っていて、緑と黄色、赤が交互にはさまれて、楓の赤が引き立って美しい。
外気温の差があればあるほど、楓の赤は一段と赤色になります。
奥能登に行くと、白山麓と違って杉は少なくて、広葉樹が多く見られます。
白山麓には杉が多く植林されていますが、戦争による荒廃で、家を建てる為に日本中の山の木が切られ、そして一様に林業政策の一環として、杉や松等の針葉樹が日本全国に植林されました。
当時は植林して孫の時代になれば、木も大きく育ち、財産となる事と思われました。
ここに、日本政府の林業政策の大失策があったのです。

金沢港を見ると、港にはロシアから輸入された北洋材がうず高く積まれています。
ペンキが剥げた船が入港してきたら、それはロシアからの材木運搬船か北朝鮮からのカニ漁船です、日本の船はどの船も綺麗にペンキを塗ってあります、ロシアや北朝鮮の船は一様にペンキを買うお金がないのか、錆さびの赤茶けた色の船がほとんどです。
赤さびた船が甲板の上まで、木材を積み込んで入港してくるのです。

戦後の日本は朝鮮動乱に始まる好景気に支えられ、勤勉な日本人が一丸となって、会社人間となり、家庭をほったらかしにしてでも仕事をしたお陰で、今日の日本の繁栄があるわけです。
もっとも、オイルショックやバブルが弾けて、景気は下降していますが。
浮沈空母の日本株式会社も沈みかけていて、日本の国債も格付けが落とされる有様となりました。
戦後の好景気に浮かれて、アメリカ式の使い捨て時代がやってきたのです。
家から車、家具、衣服にいたるまで、使い捨てとなりました、いわゆる大量消費時代の到来です。
不燃物のゴミの日など、まだまだ使えるものが捨てられています、テレビで放映された番組では、捨てられていた家具、電化製品を持ち帰り使っている人がいました。
昔は故障したら修理して使ったものです、ヨーロッパでは何百年も家具類を大事に使っているので、古いアンティークがいっぱい残っていますが、今の日本ではどうでしょう。
私の子供時代のものは一切残っていません。
家を新築した時にすべて古いものは捨ててしまったからです、古いアルバムが残っているだけです。
何処の家でも古いものを大事にしまっている家はないのではと思います。

あんなに奨められて植林した杉の木なのに、山に植林されて大きく育った杉の林が伐られる事はありません、何故なら日本の杉を使うより、ロシアからの北洋材や南方からの南洋材を使った方が安いからです。
日本の杉の林は伐られる事なく大きく育ち、災いをもたらせています。
山をドライブしても、木伐っている山なんてありません、一方金沢港の埠頭には北洋材が山の様に積まれています、そして検疫の為の消毒もされるとか?
伐られる事のない杉の木は花粉を撒き散らしています。
いわゆる、杉花粉症となって人々を苦しませています、こんな現象が出てくるとは当時の農林省の植林を奨めた人達は思われたでしょうか?
鉛色の北陸独特の冬の雲が垂れ下がる様にして雪を降らせます、深々と降る雪の下で、杉花粉は成長して、春先に花粉を撒き散らし、人々を苦しめるのです。
一説によれば、花粉症に費やされるお金は2千億円にも達するといわれています。
これは政府指導の林業政策の失敗による公害の一つだと思います。

安いからと云って、北洋材や南洋材を買い占めているのは、悪名高き日本の商社で他所の国の事など考えずにお金にまかせて買い捲っているのです。
ロシアもお金がなくて、ツンドラの木を切りまくって日本に輸出しています、南方ではマレーシア、インドネシア、フィリッピンは言うに及ばす、木を切りまくりハゲヤマだらけにしているのです。
ある商社の材木の買い付けをしていた友人はインドネシアの離れ島の木の伐採を監督していたらしいのですが、まず道路を作り、周囲のすべての木々を伐採するので、ジャングルは完全に赤土だけとなってしまい、雨が降ると吸水能力がないので、降った雨は赤土と一緒に海に流れてしまい、海は赤土色に染まると云っていました。
当然のように、赤土が海に流れれば、熱帯の海にあるさんご礁が死んでしまいます。
日本の商社は、そんな事など他人事の様にお構いなしです。

確かに、シンガポールからシャトル便に乗ってマレーシアのクアラルンプールまで飛ぶと、下に見える山々は完全に荒廃して、ただの赤土の山となっていました。
あのハゲヤマは何年たったら元に戻るのでしょう。
マレーシアでも、自然破壊に対する反対運動が起こりましたが、州の大臣からの一言で反対運動はなりをひそめてしまいました。
その一言とは、「昔はジャングルでタロイモやバナナを採って自給自足の生活をしていたが、この文明の時代に、自給自足の生活に戻れるなら、ジャングルの木を切らない事にする」と云われたら、自然消滅となってしまったらしいです、実に悲しい話ですね。
自分たちの文明の生活を楽しむ為に、自然を破壊してしまうのですから、いったん破壊された自然は元にもどるのでしょうか?
破壊された自然が元に戻る事はありません。
そして山はハゲヤマだらけとなってしまいました。
インドネシアにはスマトラ虎が住んでいて、材木を切っている人達が虎に襲われる事もあったらしいのですが、ハゲヤマになってしまったら、野生の動物は生息出来ません。
一度絶えたらもう二度とその動物は再び産まれる事はありません。
10m四方のジャングルには何百種類もの木が生えていたと、私の友人は云っていました。
日本狼も最後の一匹が絶えてそれでお終いでした、石川県に生息していた朱鷺も絶えてしまいました。
日本の商社のやり方は伐採するだけ伐採しても植林もしません、植林してもお金にならないからです。
北洋材のロシアはどうなのでしょうか?
ツンドラに生える木の生長は遅く、日本に輸入される木は、気が遠くなる程、年月が経っているものと思います。
何十年、何百年もかかって、育った木を伐採してしまえば、元に戻るのには何年かかる事でしょう。
お金を出せば良いというものではありません、一度荒廃した原野は元に戻らないからです。

ベトナム戦争で、枯葉剤を撒かれた、メコンデルタのマングローブの林は戦後25年もたっても元に戻っていないそうです。
おそらくは100年位かかるそうです。
日本は輸出立国です、あらゆる物を輸出していますが、ある時ゴミを入れたコンテナーをある国に輸出した話が話題になりました。
全国の市町村の大きな問題の一つに、ゴミ処理の問題があります、ゴミ処理が出来ずに、山の谷間をゴミで埋め尽くしている所もあるそうです。
金沢市もゴミの処理に困り、ゴミの分別を始めたようです。
ゴミの分別をすれば少しは処理し易くなるのでしょうが、根本的な解決策とは思えません。
根本的なゴミ対策はゴミを出さない事です、家具類、電化製品は使えなくなるまで、修理してでも使うのです。
ゴミになる包装材は使わない事です。
買い物をしてお客さんは包装材と云う名前のゴミまでお金を払って買っているのが現状です、重要な事は誰もゴミを買っている事に気付いていない事です。
ゴミの分別をすればいいと云う考え方では日本列島がゴミの山になっても解決しません。
基本的にゴミを無くする事が重要です。
物を大事にする心が不足しています、戦後の貧乏などさくさの時代には捨てる物などありませんでした。
大量消費時代は終わりにしなければいけません。
外国からの材木は買わずに、国内の大きく育った杉を使うのです。
ネギやシイタケ守る為にセーフガードをかけるよりは、外国から材木を輸入しないで、国産の木を使うのです。
そうすれば、山には杉の木も減り、伐採した後には針葉樹と広葉樹をバランスよく植樹すれば、スギ花粉もなくなります。
スギ花粉にどれだけの人が苦しまされているのか、先人はそんな事予想もしなかった事でした。
今こそ、日本全国で国を挙げて、山の杉を切り、山に広葉樹を植えるのです。
人口のダムは造らずに、山に広葉樹を植林して天然のダムを作る事を考えないといけません。

世界のジャングルや原野が荒廃しつつあります、砂漠化も目立ちます。
中国などは砂漠化がどんどん進んでいます、日本も針葉樹を切らないものだから、洪水になると山に保水力がなく、降った雨はそのまま川に流れ込み、洪水を起こします。
洪水を起こすからと云って、川を護岸したり、ダムを造ったりしていますが、山に保水力を持たせる事が必要です。
山に広葉樹を植えれば、はっぱが落ちて、土に帰り、雨がふれば雨水を吸収して自然のダムとなります。
山の肥えた土壌は更に植物を育て、益々保水力を持ち、川に綺麗な水を供給する事になり、含まれた植物プランクトンは海に流れて、魚介類を育てます。
針葉樹だけの山からは濁った栄養のない水がどっと流れるから川も海も荒れてしまい、魚介類は育ちません。

最近、海の漁師が山の興廃により、海の魚介類が激減している事実を知った様です。
森が崩壊する事により、川が崩壊して、ダムや川の護岸となり、ダムにより森の養分が堰き止められて、海に養分が届けられなくなり、海にはプランクトンの発生が激減して、魚介類や海草がそだたなくなったからです。
日本の漁業は沿岸漁業に始まり、そして戦後の大量消費時代の波に乗り、遠洋漁業へと
発展していったのですが、世界中の漁業権の問題が発生して、遠洋漁業は衰退して、多くの船は廃船となったのです。
そして再び沿岸漁業に戻ったのですが、森の荒廃で沿岸にも、魚はいなくなりました。
そこで、養殖が盛んになったのですが、如何せんかな山から流れる水には鉄分やリンサン等の養分が含まれていない水が海に流れ込むのみです。
腐葉土の自然のダムから流れ出る鉄分等の含まれた水が川より海に流れ込んで、植物プランクトンの発生をさせ、海の魚介類や海草をそだてるのです。

長野県の田中知事は決定していた、ダム工事の中止をしました。
人工のダムを造るより、広葉樹を植えて、自然のダムを作らなければいけないのです。
その事に気付いた海の漁師が率先して、山に広葉樹を植林する運動を始めたのです。
それに対して、国は何をしたのでしょうか?
何も手を打たず、ただ手をこまねいているだけです。
エイズの問題、狂牛病の問題、すべて政府の無手勝流の結果です。
何もしないのが今の日本政府や地方行政の美徳なのかも知れません。

海の漁師が山に広葉樹を植える運動は「森は海の恋人」とも云われています。
東北のある地方の牡蠣養殖の漁師がそれに気付いて、山に広葉樹を植え始めたのです。
それを見習って日本全国の漁連が今、ささやかながら山に広葉樹を植える運動を始めました。
セーフガードで輸入を止めようとしたら、逆に自動車やクーラー等に高関税を逆に掛けられて、降参してしまった日本政府、こんな事はセーフガードかければ、しっぺ返しが来る事すら分からないのですから、お粗末な政府です。
大きく育った杉を政府補助を出してでも、政府の責任で伐採しなければいけないのです。
そして大きな杉の木が茂っていても、切らなければ何の役にも立たない山です。

自然が荒廃しない様にするには、ゴミを出さない工夫をしなければいけないと思います。
これからの日本の課題は、持たざる国日本の将来は、ゴミを出さない、不必要な物は作らない、ダムも不必要な干拓も含めて、造らない事だと思います。
美しい山河を子孫に残さなければいけません、その為には物を大事にする心が必要です。
物を大事にする、それらを愛するそんな気持ちが大事です。
便利さだけを考えていると、自然が破壊されてしまいます、川や湖、そして海はどんどん汚染されています、自然にやさしい洗剤を使うとか、住んでいる人々が気をつける事が大事です。
破壊された自然は戻って来ない事に気付いてもらいたいものです。



竜馬参上!NO2もまた女性でした。北国でひっそりと竜馬を思い、書き始めていました。タイトルはなんと「竜馬様への手紙」でした。あの動乱期に凄まじく、そして美しく散っていった竜馬を思い、平成の竜馬を探す旅に出たばかり、手紙はまだ始まったばかりですがこれからどんどんと続いていく未来に大きな期待を抱かせる書き出しです。
ご紹介申し上げます。
彼女の世界はここです。
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世界に対する日本の貢献と自衛について   竜馬はなこ 2002:2:18

日本は世界の中でも、アメリカに次いで経済力においては世界第二位と言われてきました。
勿論アジアの中では一番ですから、日本がアジアに対して貢献している事は周知の事実です、日本の色々な経済、技術の援助なしではアジア各国の経済は安定しません。
ところが以外にも世界に対して貢献しているのに、日本が貢献している事は評価されていないのが事実です。

国連難民高等弁務官に日本の緒方貞子さんが就任されていましたが、世界の人々が知っているのは、緒方さんが国際的に難民救済活動に努力された事は知っていても、お金を一番出しているのが何時でも日本が一番多い事は世界の人は誰も知らない事なのです。
ちなみに、日本が海外援助しているのは年間で2兆円近くもしているのです。
援助の形では無償供与、円借款、技術協力、食料援助、色々ありますが、9年間世界一のODA供与国となっています。
円借款は実に20兆円にもなると云われています、その殆どは返却出来ないとも云われています。
国民の血の汗の20兆円が世界にばら撒かれているのです、しかも供与された国では円借款がそれらの国の国民からは喜ばれていないのです。
何故なら、それらの円借款による色々な援助のお金は現地の会社にはいるのではなくて、日本の官僚に繋がったゼネコン、商社に流れているからです。
ケニアへの供与では不必要なダムを日本の商社の指導のもとに作られているのです。
アフリカのサバンナには電気は要らないと現地の人は云っています、そんな所に商社主導で日本のお金がばら撒かれているのです。

北方四島の支援では、日本政府の立てた建物が、「ムネオ・ハウス」と呼ばれたり、「ムネオ号」と呼ばれる車があったりと、何がどうなっているのか、さっぱりわからないのが、今の日本の外交です。
色々お金をばら撒いて、今度は日本の国債の格付けがまたまた下げられるのです。
世界の為に貢献していて、国債の格付けはG7の一番ビリになるかも知れないのが実情です。

今回、アフガニスタンの復興の為に4〜5億ドルが供与される事になります。
お金は出すけれど、紛争には参加しない、勿論日本国憲法を遵守しなければいけないのですが、あまり日本にとって関係のない国でも、援助しなければいけないのが実情です。
アフガニスタンにしろ、パキスタンにしろ、何の為に援助しなければいけないのでしょう。
すべてがアメリカ絡みだからです。


湾岸戦争でもアメリカを中心とした多国籍軍が出兵しましたが、日本はお金を出せども人は出さずで、海外の人々にとって日本は何もしなかったと思われています。
湾岸戦争の全ての費用は日本がほとんどアメリカに対して肩代わりした事等、海外の人々は誰も知らない事です。
PKО活動でも日本の自衛隊が出兵ではなく出動しても、他所の国の軍隊に守って貰う始末です。
いわば厄介ものになっています、ゴラン高原にも現在出動していますが、他所の軍隊に守って貰っていて外国の人からみれば、情けない厄介物とみられているのが実情です。
永世中立国のスイスの軍隊もコソボにPKOに参加していますが、装甲車から機関銃等外して参加しているので、他の国の部隊に守ってもらっている様です。

そんな日本の自衛隊のPKO派遣も様子が変わってきました、カンボジアの時には、
600名の自衛隊員が派遣されました、持って行った武器は拳銃だけだったものが、今度は東ティモールに過去最大の680名で内女性自衛官を7人含むが派遣されます。
その一部は韓国陸軍と協力するそうで、日本政府の考えは日韓防衛交流の象徴と言っています。
持参する武器は拳銃から機関銃も携行するらしいです、輸送艦の「おおすみ」と護衛艦の「みねゆき」が人員と車両の運搬にあたるらしい、高機動車やトラック等の295台も運ぶそうです。
「おおすみ」と言えば、上陸する為のホバークラフトの「LCAC」エルキャックを2隻搭載して、乗員の他に兵員330名を輸送出来、かつ大型の輸送ヘリコプターを搭載した、ドック式揚陸艦です。
エルキャックは戦車すら運搬出来る能力を持っていて、米軍は敵前上陸に使っている代物です。
こんな輸送艦で何処に上陸するのでしよう、まさかPKOの為に造られたとは思いたくない代物です。
「みねゆき」は舞鶴の第三護衛隊群所属で、DDはつゆき型の対潜ヘリコプター搭載、対空ミサイルのシースパロー、対艦ミサイルのハープーン、対潜ミサイルのアスロック搭載の護衛艦ですが、道路や橋の補修のPKOにこんな護衛艦が必要なのでしょうか?
日本政府はなし崩しに、アメリカのアフガン支援の為に何隻も護衛艦や輸送艦を派遣しています、これは派遣というより派兵ではありませんか?
いずれにせよ、日本の国防は自衛から派兵の方向に進みつつある感がします。
日本が他所の国の戦争に出兵する事には反対ですが、平和維持の為の出兵なら経済大国として、貢献する事が必要と思います。

日本の経済は日本国内だけでのものではありません。
世界中と商売して経済力をつけているのですから、トラブルがあれば調停したり、休戦ラインでの監視くらいはするべきで、よその軍隊に守って貰わなくても自分自身で防衛する必要があると思います。
日本の自衛隊は自衛するのが本当で、英語ではセルフ・ディフェンス・フォースと言います、実は私も知らなかったのですが、シンガポールに7年間住んでいた折に、南極観測船が南極からの帰り道に、シンガポールに立ち寄るのが恒例で、邦人を日曜日に乗船させてくれるのですが、その時に艦内案内してくれた士官の名詞にセルフ・ディフェンス・フォースと書いてありました、ちなみに南極観測船の乗組員はすべて海上自衛隊の隊員でした。

自分自身で防衛する軍の筈なのに、何故か他所の人に防衛して貰っている様は恥ずかしいものです。
何処からどう見ても、自衛隊は世界でも有数の軍隊です、イージス艦を見て、災害救助艦と思う人はいない筈です、ミサイルを搭載したイーグルを見て、だれも遊覧飛行機と思う人はいない筈です、誰が見ても子供でも戦闘機だと思います。

日本にミサイル防衛部隊がある事知っているでしょうか?
陸上自衛隊には八個の地対空誘導弾部隊があります、五つの北部方面隊、東北方面隊、
東部方面隊、中部方面隊、西部方面隊には、それぞれ地対艦誘導弾部隊があるのです。
航空自衛隊には六個からなる地対空誘導弾部隊があります。
陸自の地対空誘導弾部隊は高射特科群に中距離ミサイルのホークが配備されているのです。
地対艦ミサイルはSSM-1と呼ばれ、約320基が配備されているという。

航空自衛隊には湾岸戦争で活躍した「パトリオット」が導入されています。
「パトリオット」はミサイル迎撃用で、クウェートめがけて発射されたイラクのミサイルを迎撃したり、イラクがイスラエルに向けて発射したスカッド・ミサイルを撃墜する為にイスラエルに急遽配備されて、スカッド・ミサイルを撃墜した実績があります。
空自のミサイル部隊は、最初陸自の「ナイキアジャックス」が最初に導入されて、「ホーク」が導入されると、空自に移管されて、現在の「パトリオット」に受け継がれたのです。
「パトリオット」はアメリカを始めドイツ等のヨーロッパ諸国、そして北朝鮮と対峙する韓国、台湾にも配備されていて、今までに一万発あまりも生産されたと云われています。
フランスの原子力発電所には迎撃用のミサイルが配備されていると云われています。
日本の場合はどうなのでしょうか?
日本には幾つかの原発銀座があります、福島県には10基の原発があり福井県の若狭地方には15基の原発があります。
原発地域の海上には巡視船が巡視しているようですが、どこかの国からミサイルが原発銀座に打ち込まれたらどうなるのでしょうか?
巡視船がいてもなんの役にもたちません、原発を守る為にはフランスの様に対空ミサイルの配備が必要と思われます。
食料援助している国からミサイルを打ち込まれない為にも、自分自身を守る為にも、自衛の為にパトリオットの原発銀座に配備は必要だと思います。
もっとも誰も知らないだけで、すでに配備されているかもしれませんが?
誰にもわからない事です。

カナダのオタワで対人地雷全面禁止の条約が締結されました。
現在、140カ国が条約に署名し、117カ国が対人地雷の使用を禁止しています。
地雷の使用目的は兵隊の殺戮する為の兵器ではなくて、怪我をさせて戦闘意欲を失わせる目的があります。
そして地雷は兵器の中でも最も安価な兵器で安いものは100円足らずです。

ところが、平和ボケの日本にも今世界中を騒がせている、悪魔の兵器と呼ばれる地雷が100万個もあった時期もあるのです、平成11年に22万個が廃棄処分になったと云われています。
地雷なんて話は東南アジアやアフリカ、コソボ、アフガニスタンだけだと思っていたら、実は日本も在庫を持っていて、何時でも敷設出来る体制にはありますが、敷設はされていません。
お隣の韓国には地雷が38度線に北朝鮮からの侵攻防ぐ為に敷設されています、勿論北朝鮮側にも多くの地雷が敷設されています。
これだけの話では韓国と北朝鮮が休戦状態が続いているとはいえ、ひと頃の戒厳令こそありませんが、臨戦態勢にあるので地雷が敷設されていても、不思議ではないのですが、驚くのはサッカーのワールドカップの会場の裏山には現在も地雷が敷設されているといわれているのです。
数年前の大洪水の時には1200個もの地雷が流されて、非武装地帯の38度線近辺の人々を死傷させた事件がありました。
国境沿いでなくても、大都市の周辺には地雷が敷設されたままになっている所があります。
首都のソウル市の外れにある牛眠山やテグー市の最頂山等は地雷が除去されたといわれていますが、韓国内でもまだ30ケ所位にはいまだに地雷が敷設されていると云われています。

中東、北アフリカには6000万個、東アジア2300万個、南アフリカ2000万個と世界の90パーセントがこれらの地域に敷設されているのです。
世界の大国である中国には、実に1000万個の地雷が敷設されていると云われています。
エジプト2300万個、イラン1600万個、アンゴラ1500万個、アフガニスタン1000万個、カンボジア1000万個となっています。
世界中に埋設されている地雷の総数は1億1千万個にも達します。
これらの地雷を撤去するには、大変な手間がかかり、1000個の地雷を処理するのに、処理する人員が1人の割りで、死傷しているらしいです。
金属製の地雷を見つけるには、一番簡単なものは金属探知機ですが、従来の物は陸上自衛隊の持っている89式地雷探知機は聴音式の為に誤探知が多かった、これに対し今年から開発着手する画像表示型地雷探知機は探知信号をコンピューターで識別、処理出来るので、割と簡単な訓練で地雷を発見出来る様になる、平成20年までに配備される。
地雷はすべてが金属製ではなくて、プラスチックの物があるので、金属探知機では発見出来ない物があります。
そこで登場するのが、地雷発見犬の登場です、微かなる火薬の匂いを嗅ぎつけて発見し、発見された地雷は人間の手で掘り起こされて、まとめて爆破処理します。
こんな事をしていては何時になったらこの世界から地雷がなくなるのでしょう。
日本の自衛隊には、地雷原を突破する為の、92式地雷原処理車や、歩兵が処理する70式地雷原爆破装置があります。
92式地雷原処理車は地雷原処理用のロケットの発射装置のついたキャタピラ車で1発の発射で26個の爆雷爆破し巾5mの長さ200mの地雷原の地雷を瞬間に全部処理する能力があります。
70式地雷原爆破装置は50cmの100mが処理出来るといわれています。
戦闘中の地雷原突破には、各国地雷の処理の為に、手で地雷を処理するのではなくて、戦車にマインクリアリングローラーやマインプラウと言った、ローラーやブレード、回転式の物付けて、いわば戦車が走りながら地雷を爆破してゆくシステムを持っているのです。
イギリスのピアソンマインプラウやドイツのカイラー地雷除去システムやスロバキアのUOS155地雷原啓開車があります。
アメリカは湾岸戦争の時には、地雷防御用の装置をつけたM1戦車を使ってクウェートからイラクを攻撃して、イラクの地雷原を突破し、イラクの戦車軍団を壊滅させたのは記憶に新しい事です。
もっとも、こんな機動車による地雷処理は道路横や平坦な所しか処理できませんが、テレビで見る地雷の処理は相変わらずの手作業です。
ただ、日本がアフガン復興の為の地雷処理の為に油圧ショベルを改造して、油圧ショベルのアームの先に地雷を破壊する高速回転カッターを装備した処理機がそろそろ出来上がる予定で、アフガンやその他の地域で使われる事になります。
今までにアフガン、ニカラグア、カンボジアに5台似た物が供給されています。
いまこそ、早く安全に処理出来る機械を地雷の埋まっている国に支給しなければいけないと思います、手で掘っていたら1000年たっても処理出来ないかもしれません。
お金はこんなところに使わなければいけないのではと思います。

日本人は余りにも建前で話をしすぎです、本音で話すべきだと思います。
それが出来る様になれば、それこそ日本が世界の為に貢献出来、世界の人から貢献していると認められる時だと思います。


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