携帯よりも内省を

どこもかしこも携帯電話で話しながら動く姿が目立つ世の中。他人との会話、コミニケーションをけして否定するものである筈も無い。人間は文字どおり人と人の間で成り立つ動物、会話の交流がなければ世の中成立しないが、果たして歩きながらも話しをしなけりゃならぬほど緊急用件があるのだろうか、首をかしげてしまう。
早急に意思交換しなくてはならぬ時など確かに携帯の利便性はあるが、極論すればたわいない話のためやカッコ良さからアクセサリー的な使い方をしている場合も相当多いのでは。
「それよりも、」と敢えて言いたい。人と話しをする時間以上に己を見つめる時間を大事にしている人が少なくなっているのでは、と危惧する。
今の世の中どこか自分の利益最優先に起因しておこる問題が多すぎる。根本的には一人一人がもっともっと自己内省をすべきだと私は思う。自分の考えや行動は人の道に反してないか、人を傷つける振る舞いをしてないか、未熟さを少しでも無くすためのたゆまぬ努力をしているか、などなど自分を見詰め直す時間はいくらあってもありすぎることはない。
歩行中の思考は意外と貴重な着想が湧くことが多い。経済も人心も暗闇の現代日本。本物の日本の未来を築くためにも、携帯のスイッチを入れる前に、ささやかなことからでも行動を反省したりより良い作業の方法を模索したり、自分の心の内側を見詰め直す内省のスイッチを入れてみてはいかがでしょうか?


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